「産業医の選任は義務だとしても、どこでどう探せばいいのか分からない」という人事労務担当者は多いのではないでしょうか。ここでは雇用するまでに必要な手続きの流れをまとめていますので、チェックしてみましょう。
企業が産業医を選任し契約するまでの流れは、以下の通りです。
産業医を選任する場合、「産業医を専門に扱う紹介会社」へ相談することが手っ取り早い方法です。
自分で産業医を探す労力を考えると、プロにお任せしたほうが効率良く探せます。従業員は何人いるのか、どのような課題があるのかといった要望をヒアリングしてくれるため、より条件に合った産業医を探しやすいでしょう。
メールや電話で相談を受け付けていますので、まずは相談してみるのがおすすめです。
産業医の求人内容や契約方式によって料金が異なるので、事前に見積書を取りましょう。
顧問契約方式
月額で顧問契約を結ぶ方式。毎月1回の訪問で、社員数に応じて1~3時間の範囲で金額が変わります。
スポット契約方式
常勤とは別に、日数や回数を指定して産業医を利用できる方式。企業の課題に沿って細かな対応が可能です。
人材紹介方式
直接産業医と契約する方式。紹介会社から紹介してもらえます。
見積書の内容を確認し、問題がなければ紹介会社へ産業医の募集を依頼します。紹介会社に登録されている産業医の中から、依頼内容に沿った産業医を選任してくれます。
紹介会社によっては書類選考や面接の対応まで実施してくれるところもあるので、募集時のサポート内容も確認しましょう。
紹介会社から産業医の履歴書が提供されますので、書類選考を実施します。条件を満たした方のみ、直接面談が可能です。紹介会社の担当者が同席するので、互いに齟齬がないよう内容を確認しましょう。
人柄や条件を見て産業医との契約を結ぶと決めた場合、条件交渉や調整は紹介会社が行なってくれます。社内稟議にすぐかけられるよう契約書の作成もしてくれますが、契約が締結するまでに半年~1年はかかります。
タイムラグを含めて産業医の選任を行なう必要がありますので注意してください。
採用計画で従業員が50人を超える時期が想定されているのであれば、早めに相談しておくとスムーズに選任できます。
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