4,500名以上が登録している産業医ネットワークを活用しているプロフェッショナルメディック。産業医紹介サービスについて調べてみました。
企業目線で産業医を交えた健康管理業務をフルサポートするプロフェッショナルメディック。産業医紹介事業の特徴を調べました。
プロフェッショナルメディックは健康管理業務全般を企業から受託し、その中で「産業医業務」のみ産業医に業務委託するスタイルをとっています。企業担当者は産業医に対し業務の依頼は行いますが、報酬の支払いや調整業務はプロフェッショナルメディックが担当。企業側の作業負担を軽減化できるシステムが好評です。通常の産業医派遣スタイルとは異なっていますが、厚労省や労基署、税務署の承認を得たサービスなので安心して利用できます。煩わしい事務作業が少なくなり、より労働者のケアに時間を割くことができるのは企業側にとって大きなメリットとなるでしょう。
産業医以外にも企業の健康管理業務を担う人材として、産業カウンセラーや産業トレーナーの派遣を行っています。
産業カウンセラーとは、労働者を対象にメンタルカウンセリングや企業との橋渡し的役割を担う人材で、約7か月間の座学・実践訓練を経て試験に合格した人が産業カウンセラーとして活動できる職です。無理に話を聞き出すことをしないカウンセリングで、悩みを相談することが苦手な人でもじっくり寄り添いながら問題解決の糸口を探すスタイルを採用。産業医では頻繁な面談は難しいけれど、産業カウンセラーなら比較的スケジューリングが容易です。産業医面談のアフターフォローとしても活用できます。
産業トレーナーとは、産業医の指示に基づき、仕事が原因とされる腰痛やVDT症候群(パソコンの長時間利用による目や身体、メンタルに影響が出ている状態)などに対し、予防や運動によるケア方法などを指導する職です。とくに休職や離職の多いIT企業にはおすすめのメニューで、ドライアイや眼精疲労だけでなくストレスによる体調不良を防ぎ、休職や離職を防ぐことが期待できます。
主軸事業として「産業医コミュニケーション」を運営しているプロフェッショナルメディック。顧問契約を締結した企業には担当者が直接訪問し、企業ニーズを明確にしたのち紹介するシステムを取っています。なのでまずプロフェッショナルメディックに派遣依頼を確定する必要があります。
導入の流れについて、まず電話や公式ホームページにある問合せフォームにて見積もり依頼を出します。希望条件を確認したあと見積書と契約書を送付するシステムで、社内で検討し導入が決まったら産業医募集を依頼する流れです。
産業医募集依頼を出したあと通常だと1~2週間程度で候補者の履歴書が送付されてくるので、まずは書類で詳細を検討しましょう。遠方だと頻繁に営業担当者が来社することは難しいでしょうが、採用に不備が出ないよう万全の体制で関わってくれます。
基本的に費用は契約月から発生しますが、採用面接までは無料だそうです。無駄な経費を省くためにスムーズな連携で産業医を選任する必要があります。プロフェッショナルメディックの担当者は産業医の人柄や実績など、書類だけではわからない情報を教えてくれます。あらゆる情報を活用して、無駄なく産業医を導入することが可能です。
産業医の職場訪問では対応しきれなかった案件について、月3件までは無料で相談することができます。電話やメールで対応してくれるので、相談スケジュールの調整が必要なく楽に使えるシステムと言えるでしょう。
産業医を選任したあとの庶務をプロフェッショナルメディックが担当するプランです。
料金の中には、法令順守のためのアドバイス全般と、企業と産業医の間に入りコーディネートを行う業務が含まれます。職場訪問や面談の日程の調整はプロフェッショナルメディックが行いますので、産業医のスケジュールを考慮しながら調整する面倒が省けるのが最大のメリット。企業担当者の業務がかなり軽減されるでしょう。ストレスケアチェックの実施やアフターフォローについては現在公式ページ内で確認できません。問合せの際に確認するのをおすすめします。
産業医だけではフォローできないメンタルケアに、産業カウンセラーによるカウンセリングを紹介しています。労働者と企業の橋渡し的役割を担っているので、企業担当者も気軽に質問してメンタルヘルスケアに役立ててください。
主に身体的アプローチで労働者の健康管理やメンタルヘルスケアを行なう職です。メンタルヘルスの相談に抵抗を感じる労働者でも関わりやすく、企業としても導入しやすいメニューでしょう。
対応エリア | 全国 |
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面接指導医サポート | 全国(料金は要問合せ) |
産業保健業務サポートマニュアル・サポート資料 | 要問合せ |
ストレスチェック業務 | 要問合せ |
女医のアサイン | 公式サイトに記載なし |
チェンジ可否 | 公式サイトに記載なし |
企業としては一番気になるストレスチェック業務についての情報は、公式ホームページにはありません。ですが、健康管理業務全般を請け負い、企業の作業負担を大幅に軽減可能なシステムを導入しているのは画期的と言えるでしょう。見積相談からヒアリングは基本的に電話とメールでのやりとりで、メールならやりとりを保存できるので上司との調整にも活用できるでしょう。
産業医だけではフォローしきれないコンスタントな面談や運動指導などを、産業カウンセラーや産業トレーナーの派遣で補うシステムも他ではあまり見られません。プロフェッショナルメディックの事業であるスポーツや介護、整骨院の運営などで得られた現場の声や知識などを産業医活動にも転用できている体制だと言えます。
各サービス会社によって料金体系や対応可能エリア、サービス範囲が違うため、他にも女医の指定ができるかなど、かゆいところに届くサービスを提供しているかどうかの違いがあります。産業医総研では産業医導入事業を総合的に対応できているか、良い人材を紹介できているかをチェックした上で3社の産業医紹介会社をピックアップしました。また、産業医に対する求職・転職サービスもありますので併せてご参考ください。
会社名 | プロフェッショナルメディック株式会社 |
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本社所在地 | 東京都豊島区巣鴨3-33-2 佐藤ビル2F |
設立年 | 2002年 |
公式サイト | http://www.pro-medic.co.jp/ |
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