会社に所属する従業員が健康的に働けるようサポートをしてくれる産業医。ここでは、熊本県の産業医事情と、産業医を紹介してくれる3つの会社の情報をまとめています。 従業員のメンタルヘルスを向上させたい企業の方は、参考にしてください。
熊本県で働く産業医の数と、必要としている企業の数を調べてみました。
2014年の日本医師会が公表している数値によると、1,254人が熊本県の認定産業医として登録されています。熊本県は九州の中でも医師の数が多いため、他の地域よりも産業医の数も多いようです。
さらに、50人以上の労働者を抱える事業所の数は2,182件あるので、産業医1人あたり1.7件の事業所を担当していることに。この数は九州地方の中だと沖縄と佐賀の次に高いに数値に当たりますが、全国的に見ると第33位に該当します。全国から見ると、熊本県は産業医の供給が足りている地域といえるのです。
熊本県は、林業や農業を軸に情報通信業や鉄鋼業などの工業分野も盛んなのが特徴。震災の被害によって多少衰えはありましたが、今後も産業の発展が予想できる地域です。
ますます事業所の数も増えるものと考えられるため、産業医の需要は増加する可能性があるでしょう。
熊本県で産業医を探す場合、一般的には産業医紹介を専門に紹介する会社に依頼して探します。
直接医師会に依頼する形も昔からありますが、紹介された産業医をそのまま選任するため、自社に合った人材をというわけにはいかないのが実情です。報酬や委託料・訪問料の面での負担も少なくありません。そのため、間に紹介会社を入れるて希望に合った産業医をしっかり探した方が、それぞれの企業に適した人材を探すことができると言えます。
それでは、産業医の紹介サービスを提供している会社を詳しく見てみましょう。
熊本で産業医を紹介してくれる会社を3社ピックアップしました。サービスの特徴や料金について詳しく調べてみたので、ぜひ参考にしてください。
登録産業医27万人以上と、業界最大級の会員数を誇る産業医紹介サポート。運営会社であるエムスリーキャリア株式会社は、東証一部上場企業なので、安心してお任せできます。2017年度の産業医紹介決定率は驚異の99%。豊富な人材から各企業に合わせた最適な産業医を紹介してくれます。
女性が多い職場の場合は、女性医師を指定することも可能。女性ならではの悩みを気軽に相談できるので安心です。また、初期費用が不要という点も魅力の一つ。「現在担当してもらっている医師では対処が難しい問題」や、「一時的に女性医師に来てもらいたい」といったイレギュラーな問題にも対応してくれ、それらにかかる初期手数料はすべて無料となっています。
※産業医選任手数料
無料
運営元 | エムスリーキャリア株式会社 |
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住所 | 東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズオフィス |
全国に幅広いネットワークを敷く産業医紹介センター。業界大手として熊本県の産業医紹介にも対応しています。豊富な産業医のなかから最適な人材を紹介してくれるのはもちろん、万が一担当していた産業医が退職となった場合でも、すぐに代わりとなる医師を紹介してくれるので安心です。
また、料金は成約が決まってからはじめて発生する、完全成功報酬型となっているので、不当な支払いが生じることもありません。大手ならではの手厚いサポートと、実績が物語る高い信頼度が魅力の産業医紹介会社です。
運営元 | 株式会社Avenir |
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住所 | 東京都港区赤坂3-16-11 東海赤坂ビル4階 |
独自の手厚いサポート・サービスが魅力の産業医パートナー。インターネットを活用した「オンラインパートナー支援システム」は、産業医導入の提案からアポイントの成立、さらには契約後のフォローに業績管理までをトータル的にサポートしてくれる機能が備わっています。オンラインだからこそのスピーディーな対応と質の高いサービスが魅力です。
他にも、年間を通して所定の基準で定められた成績を収めた企業には、優績を称える表彰制度を設けるなど、パートナー企業への配慮も欠かしません。産業医を紹介するにあたり、事前に労務リスクの削減や導入におけるメリット・デメリットをしっかりと説明してくれるので安心です。
公式サイトに記載がないため要問い合わせ
運営元 | 株式会社グリッド |
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住所 | 東京都中央区銀座4-14-15サントル銀座ビル5階 |
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターの公表する精神保健福祉資料により、都道府県ごとのうつ病患者数や、うつ・躁うつ病を診療している病院数などが確認できます。[注1]
調査結果によれば、平成29年度のうつ病の外来患者数は全国で約317万人、そのうち289万人ほどの患者が継続して来院しているようです。9割程度が継続して治療を受けている計算になります。
また、全国都道府県別に見てみると、熊本県の患者数は福岡に次いで九州地方第2位に当たります。うつ・躁うつ病を診療するために来院した患者は1万4千人ほど。この現状を鑑みると、熊本県の医師は多い方と言っても、仕事のストレスや悩みを何とかするためには、まだまだ産業医は必要だといえるでしょう。
3つの条件を可能な限り満たした紹介サービスをピックアップ。一覧にまとめてみました。
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